G3、ブラックダイヤモンドシールのテールストラップの交換方法
2017.04.21
今シーズンも、今からがバックカントリーに本番ですね!?
厳冬期は危ないから
雪が落ち着いてくる春だけ山に入るという方も多いですよね?
いざ行こうか!
とシールを準備していてこんな経験ないですか?
テールのストラップが劣化でボロボロ…
特に春しか山に入らない方ですと
使用頻度が少ないがゆえに経年劣化しちゃったりします。
G3もブラックダイヤモンドも
どちらも経年劣化で切れてしまうんですよね。
ストラップが切れると、実は貼り流し(テールレス)よりたちが悪いです。
ストラップがはまっていた金属の金具の分重いですから
シールが剥がれやすくなります。
ゴミだって入り易くなります。
そうするとグルーの粘着力が落ちてきて
シールが剥がれやすくなってしまいます。
なので、劣化して切れたストラップはちゃんと直さないと痛い目にあってしまいます。
今日はそのストラップの簡単な交換方法をお伝えします。
リベットで止めてあるから大変でしょ!?
リベットを取って…
なんて面倒な事はしません。
では!
G3、ブラックダイヤモンドのシールのストラップを簡単に交換する方法
1、金属のパーツを広げる
劣化しているストラップを取り除いたら、マイナスドライバーを突っ込んで回すだけです。
ちょっと広がればOKです
2、ブラックダイヤモンドのSTSストラップをシール側から入れる
3、そのまま引っ張って、パーツ内に収まったら広げた金属を潰す
心配だったら、ペンチで潰した後、金づちで叩いてもっと潰せばOk。
でも、ストラップが止まっていればいいので必要以上には潰さないように注意です。
4、はい、出来上がり!
いかがでしたか?
ブラックダイヤモンドのSTSストラップはこちらからどうぞ
STSストラップ
まとめ
シールトラブルは、思わぬ事態を招くこともあります。
直せるものはすべて直してから山に入ってくださいね!
シールの劣化したグルーの張り替えもお受けしています。
粘着力が弱い、ベタベタになった…
お困りの方はご相談下さい。
ちなみに今回のストラップの簡単交換方法は
G3、ブラックダイヤモンドのシールどちらにも使える方法なのですが、
準備するストラップはG3ではなくブラックダイヤモンドがおすすめです。
G3のストラップは先端の形状がこのようになっています。
そのため、今回の金属のパーツを外さない方法では
金属の間を通っていかないので
先端の細いブラックダイヤモンドのSTSストラップがおすすめです。
(G3でも通らなくないのですが、だいぶきついです)