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ロッテフェラーのスーパーテレマークにつけるプレートについて

2024.10.03

1点間違った認識をしていましたので訂正の記事になります。
ロッテフェラーのスーパーテレマーク3ピンビンディングにプレートを付ける際の話になります。

ボレーの10mmプレートと20mmプレートに乗せようとする際、ボレーには「ボレーの3ピンビンディングしか乗らない」とアナウンスしてきました。
これは数年前にボレーのプレートがモデルチェンジされた際にメーカーよりアナウンスがありました。
ここからは私の勘違いかもしれないのですが、10mmと20mmのプレート両方ともカラーがチェンジになったので両方ともそうだと思っていました。

その後何台もボレーのビンディングにボレーのプレートを挟んで取り付けしていたのですが、なんとなく違和感があったのでロッテフェラーのスーパーテレマークを乗せてみたのですが20mmのプレートには乗りました。
プレートはプラスチックの成型品ですが、足元の出っ張りの位置が違うため20mmのプレートにはロッテフェラーのスーパーテレマークは乗ります。

今まで間違えてアナウンスしてしまい申し訳ございません。

分かりやすく写真を載せます。

メーカーは(ボレー)は当然自社のプレートには自社のビンディングを乗せてほしいと思っていると思うので、ご自身でご選択ください。

ちなみに余談になりますが、ロッテフェラーのスーパーテレマークのレバーはストックでの操作が可能です。
ボレーはレバーが跳ね上がってこないので手動で跳ね上げる必要があります。

こう書くとスーパーテレマーク最高!
ってなりますね。

でもデメリットもあります。
使う人、状況によるかと思いますが、特にプラスチックブーツで使う場合の注意点です。
「いや、そんなことないよ」
「自分のはそうじゃない」
と意見出ると思いますが、そういうこともあるという話になります。

ビンディングは強度を出すために縁を曲げたりしています。
ちょうど写真で言うとRottefellaの文字の下に曲線状に凹凸が見えます。
またレバーというかRottefellaと文字が書いてある稼働する部品の三角形で言う斜辺部分、ここも縁を曲げています。

この上下の縁の曲げた部分がロッテフェラの方がラップしている範囲が狭くウイークポイントになります。
当店で何軒か修理で持ち込まれたことがあります。
その縁同士をつなぐように破断してしまっていました。
こうなると修理は効かないので買い替えになります。

ボレーも縁を曲げて強度を出していますが、その部分のラップしている範囲が大きく若干強いように思います。

なのでプラスチックブーツで使用する際、歩きがメインならばロッテフェラーのスーパーテレマークでもボレーのHDマウンテニアリング3ピンビンディングでもどちらでも良いと思います。
少し滑りがメインならばボレーのHDマウンテニアリング3ピンビンディングがお勧めかなと思います。

さらに余談となりますがボレーの3ピンビンディングには2種類あるのご存じですか?
201 3-PIN ビンディング

HD-マウンテニアリング3ピンビンディングの軽量版で、コバへの対応を14~15mmとベールの高さが低くなっています。
革製テレマークスキーブーツによってはコバの高さが若干低いものがあります。
その場合こちらの方が適合することもあります。

そしてさらに余談となりますが…
余談だらけなので1案件ずつ1記事にした方が良いような気がするので、もし手が空いたらそうしてみます。

ボレーのプレートは板に対して4点のネジで取り付けします。
そしてそのプレートに対してビンディングを取り付けます。

一方ロッテフェラーの10mmプレートはプレートには3点の取り付け用の穴が開いていて、その穴はビンディングの3点の穴と一致するのでプレートはただ間に挟み込まれる形になり、10mm分長いビスで取り付けます。

これにもいろいろな意見があります。
ボレーのようにプラスチックにねじを切って留める方法は弱くない?
ロッテフェラーのように3点で留めてしかもロングのビスって弱くない?

などなど。
詳しい話を聞きたい方お問い合わせくださいませ。


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