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スキーシールにワックスは敵っ(悪影響)!

2006.11.13

なにっ!?
って感じでしょ。
どういうことかって言うと、どうもシールにはスキーワックスは
敵!目の上のたんこぶらしい。
前にこのページで書いた通りシールをベタベタにしてしまう人が
多いけれど、どうも原因はワックスにもあるらしい。

滑るにはワックスを板に塗るけれど、それがシールに移って日本の高温多湿な気候が影響しグルーを変質させベタベタにするらしい。
じゃあ、ワックスを塗るなって事かというと板的には塗ったほうが
良いに決まってる。でも、シール的にはワックスは敵。
だから僕は山頂などハイクが終わった後にシールをはがした後で簡易ワックスを塗ってます。これならシールにワックスは移りません。
ちなみにワックスをぬりっぱでシールなんて貼ったら早ければ次のシーズンにはシールは×××なんてことも。ホットワックスならなおさら。必ず剥がす事。剥がさないと滑走性は上がるどころか滑らないですよ。
勘違いしている人結構多いです。

しかも滑るワックスは大概フッ素が入ってる。フッ素は粒子が大きいから何してもスキーの表面に残る。だから板が滑る!
そこでシール貼ったらシールがテフロンのフライパンみたいに加工され、板にくっつかなくなる。
そういった面からもワックスはシールの敵なのです。
でも、板を長持ちさせたかったら絶対ワックスは塗ったほうがいいです。
だから定期的にホットワックスし必ずきれいに剥いで、ブラッシングも行う。で、できればフッ素の入ってないワックスで。

みんながそうではなかったでしょうけど、昔の人はどうせ山を滑って傷つくって言ってチューンナップもワックスもしない人が多かった。
だからシールのトラブルも少なかったんじゃないかな。
もちろん今のシールとグルーの強さも厚さも違うことも原因だけど。

どうですか?思い当たる節ありません?
皆さん、今年からはちょっとシールに気を使ってみてください。


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