革テレマークブーツのソール&アイガメ修理
2021.05.23
革製のテレマークスキーブーツのソール(ビブラムソール)の修理が完了し、お客様にお渡し済みになりました。
同じように革テレマークスキーブーツのソールが壊れてしまい困っている方へご紹介します。
ソールだけの破損(経年劣化)でしたら直る場合が多いので、是非お気軽にお問い合わせください。
修理前の壊れたテレマーク革ブーツの状態
25年くらい前にさかいやさんで購入されたというアリコ(ALICO)の革製のテレマークスキーブーツだそうです。
修理前のソールの状態です。
3pinビンディングが付く穴の前が無くなってしまってます。
おそらくゴムが硬化して亀裂が入っていたところから割れたのだと思います。

横から見た写真です。

上の皮の部分はまだまだ使えます。
買い替えも考えられたそうですが、せっかく足に合っている靴ですし、買うと言ってもこの手のハードな革ブーツはほとんど手に入らないし、手に入ってもすごく高いです。
なので修理をお勧めし見積もりしたところ、新品購入できた場合の半額以下くらいなので修理をご選択いただきました。
そのブーツがどうなったか?
ご覧ください。
修理後の新品のようなテレマーク革ブーツの状態
ソール(ゴム部)ごとの張替なのでもちろん割れていた3ピンの先っぽはもちろん直りました。

ゴムソール(ビブラムソール)と靴本体との間のアイガメと呼ばれる部分、ここが割れているとせっかくソールを張り替えても意味がありません。
なのでアイガメも交換しました。

しっかり縫い直して修理してあります。

まるで新品の様です!
お客様よりこんな喜びの声をいただきました。
「実物を手にして、ますます驚愕しました。
どこをどうすればこんな新品のような仕上がりになるのか。。。
本当に職人さんは凄いです」
と。
料金はソール&アイガメ交換で25,000円(税抜)です。
ソール交換だけの場合は14,700円(税抜)になります。
※金額は目安です。メーカーやソールや接着剤の金額に変更があった場合や運賃等により変わることがあります。
ご相談&お問合せお気軽にご連絡下さい!
他店でご購入のブーツの修理も大歓迎です。 納期は約1か月半から2か月くらいかかりますのでオフシーズンや使わないときに出してしまいましょう! また、剥がれたソールを接着剤でご自分で修理するのも良く見られます。 しっかりした修理ならば問題ないかと思いますが、ブーツのトラブルは場合によっては命にかかわります。 また古いソールはゴムが硬化して岩場では滑りやすいこともあります。 しっかりした修理をお勧めします。 当店は靴の修理専門の工場に頼んでいます。 テレマーク専用の新品のビブラムソールも在庫してくれています。 ※時期により在庫は変わりますのでお問合せ下さいませ。
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